ドローインを行う前に確認したいこと

こんにちは。スタジオロハスです!

 

みなさん1度は聞いたことがある、やったことがある、興味がある‥であろう

「ドローイン」

について本日はお話ししていこうと思います。

 

スポーツ、筋トレ、ダイエット、リハビリ‥たくさんの分野でドローインはブームのように行われ、その言葉も聞くようになりました。

 

ぽっこりお腹解消

腰痛改善

トレーニングパフォーマンス向上

 

などと、良いことずくめのように紹介されているドローインですが、そんなに万能で必要なトレーニングなのでしょうか?

 

そもそもドローインとは?

どうやるの?

本当に効果があるの?

やった方がいいの?

 

という疑問もあるでしょうから、そこも含めてお話ししますね。

 

【結論】ドローインの前に呼吸運動を確認せよ!

記事が長くなってしまうので、まず先に結論を述べさせていただきます。

 

ドローインをやる前に、正常な呼吸ができているかどうか確認しましょう。

 

呼吸くらい普通にできるに決まってるじゃん(`・ω・´)

 

という方、あなどるなかれ。現代は呼吸を学ぶ時代です。

 

さて、仰向けに寝て膝を立てて、肋骨の一番下に手を添えながら呼吸してみましょう。

 

―――チェックポイント―――

 

○吸気

鼻から息を吸った時に、胸とお腹は膨らみますか?

その時にしっかりと胸郭(肋骨)が拡がって、肩は上がっていませんか?

胸側だけでなく、横や背中側も拡がりますか?

首に余計な力は入っていませんか?

 

○呼気

息を口から吐くときは、胸やお腹が凹んでいきますか?

肋骨は締まっていきますか?

長く息を吐き切れますか?

 

――――――――――――――

 

呼吸が正しく行えていることを確認してから、ドローインを行う必要があります。

 

胸郭の可動性は50代から硬くなり拡がりにくくなると言われています。

まずは胸郭がしっかりと360度動く(拡がる)ようになることが先決です。

 

この呼吸運動を繰り返し行い、胸郭の可動性をしっかり出すだけでもパフォーマンスや姿勢、身体の痛みが改善する場合が多くあります。

 

ドローインを行う前に必ず確認しましょう。

 

ドローインとは

さて、本題のドローインについてお話ししますが、ドローインの解説は検索すれば他にたくさん記事があります。

 

一般的な解説はGoogle様に聞いてみていただくとして、ここでは少しマニアックにドローインで鍛えられる筋肉とその役割・効果をお話しします。

 

ドローインは簡単に説明すると、お腹を凹ませた状態で呼吸を続ける状態です。

 

ドローインでは、お腹の深いところでコルセットのような走行をする「腹横筋」という筋肉を選択的に使うことができます。

 

腹横筋は強い力を出す筋肉ではなく、何か動作を行うときに先行して働き、体幹を安定させてくれる筋肉です。

 

腹横筋・多裂筋・横隔膜・骨盤底筋群を合わせてインナーコアユニットと呼びます。

 

腰痛のある方を対象に腹横筋を調べると、腹横筋が萎縮している方が多いという研究があります。

 

腹横筋などのインナーコアユニットが機能しないことで、余計なところに力や動きが入ることで腰痛が生じてしまうというわけです。

 

なので、ドローインで選択的に腹横筋を鍛えれば腰痛も改善するだろうと考えられています。

 

考えられて‥いるのですが、全ての腰痛持ちの方がドローインを行えば腰痛が改善するわけではありません。

 

腰痛の原因は多岐に渡ります。まずは病院で診察してもらってくださいね。

 

ドローインは簡単なようで、正確にできている人は少ないように思います。

腹直筋まで収縮してしまったり、力み過ぎていたりと、実は結構難しいのです。

 

それに、間違ったドローインでかえって腰痛を悪化させてしまう可能性もあります。

 

そうならないためには、まずは正しい呼吸が行えているかの確認と、その呼吸をそのままエクササイズとして行う方が、危険性も少なく得られるメリットも十分なのではないかと思っています。

 

呼吸、確認してみてくださいね。

 

 

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました(´ω`)ノシ

 

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