コレステロールは万病のもと!?

こんにちは。スタジオロハスです!

 

前回に引き続き、健康診断の血液検査を理解するシリーズ。

 

今回は「コレステロール」についてお話しします。

 

コレステロールが高いと「脂質異常症」と診断されます。

以前は高脂血症と言われていましたが、2007年から改められました。

 

脂質異常症の何が怖いか‥

それは、心疾患や脳血管疾患のリスクとなることです。

 

日本の死因は高い順に

1. 悪性新生物(がん)

2. 心疾患

3. 老衰

4. 脳血管疾患

5. 肺炎

となっています。

 

その2位と4位のリスクになりうる脂質異常症。

高血圧、糖尿病、脂質異常症を合わせると死の三重奏ともいわれるほどです。

( ;∀;)

 

甘くみてはいけないコレステロール値。

 

もう少し、詳しく理解していきましょう。

 

コレステロールの基準値

令和元年の国民健康・栄養調査の結果では、

 

血清総コレステロール値が 240mg/dL 以上の者の割合は

男性 12.9%

女性 22.4%

となっています。

 

直近の10年間でみると、男性では有意な増減はみられないが、女性では有意に増加している。

 

と発表しています。

 

女性は脂肪が貯まりやすいとは言え、改めて気をつける必要がありそうです。

 

コレステロールは大きく以下の3つにわけられます。

善玉(HDL)コレステロール

悪玉(LDL)コレステロール

トリグリセライド(中性脂肪)

 

それぞれ

善玉:40mg/dL以上

悪玉:140mg/dL未満

トリグリセライド:150mg/dL未満

が基準値です。

 

善玉と悪玉の違い

悪玉コレステロールは肝臓で合成されたコレステロールを全身の組織や細胞の隅々まで運ぶ役割をし、

 

善玉コレステロールは体内に余ったコレステロールを回収し、再生できるように肝臓に運びます。

 

役割が違うだけで、善悪があるわけではありませんからね。

 

善玉コレステロールが少ないと余ったコレステロールを回収できないので、血管の通り道を狭くしてしまい動脈硬化の原因になります。

 

悪玉コレステロールが多いと血管の壁に入り込み動脈硬化を引き起こしてしまいます。

 

どちらも動脈硬化に起因するので、善悪関係なくチェックしてくださいね!

 

コレステロール値を改善する運動

運動の種類は大きくわけると、有酸素運動と筋トレになります。

 

コレステロール値の改善には有酸素運動の方が効果的といわれています。

 

以前、ウォーキングの歩数と生活習慣病への効果を説明しましたね。

歩数で言えば、8000歩が改善の値になります。

 

もちろん一度に8000歩を歩くのではなく、1日のトータルで大丈夫です。

他の有酸素運動であっても、まとめて行わなくても、細切れに1日に何度も行うことでも効果はあるといわれています。

 

スタジオロハスは1日に何回来ても良いので、午前にサーキットを1周だけ行って、午後からまた1周するという利用も歓迎です。

 

そして、何より継続しなければ効果は得られません。

10週間、週3〜5回の有酸素運動を継続するとコレステロール値は改善します。

 

継続は力なり!

 

 

今回の話は、普段よりも堅苦しくなってしまいましたが、

健康のためにとても大切な知識です。

ぜひ、覚えておいて、自分の血液検査の数値をみてみてくださいね。

 

それでは、また!

 

 

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