バリアフリーの落とし穴

こんにちは。スタジオロハスです!

 

ロハスに通ってくださるかたは10〜80代と幅広い年齢の方々です。

 

高齢になってくると、身体の関係で思うように運動できない日もあるのが現実。

 

膝や腰の痛みと上手く付き合いながら行っていくことを応援させて頂いています。

 

さて、今日のお話は、高齢になってからのカラダについて、環境の観点から考えてみたいと思います。

 

バリアフリーは運動機能を低下させる?!

みなさんのお家やよく行かれる場所は、バリアフリーですか?

 

全く敷居や段差のない、フラットな家も増えてきていますよね。

 

家や公共機関、店舗ではバリアフリー設計、ユニバーサルデザイン設計が人気です。

 

バリアフリーとは、障がい者・高齢者を対象として、生活の支障となるものを除いていく考え方です。

 

一方で、ユニバーサルデザインは、あらゆる人(年齢・性別・国籍など)が利用しやすい

生活環境をデザインする考え方です。

 

バリアフリーもユニバーサルデザインも、もちろん素晴らしいことですが、見方によってはカラダの機能を衰えさせてしまうものなんですよね。

 

極端な例ですが、日本の高齢者と発展途上国の高齢者ってどっちが足腰が強そうですか?

 

昔の日本人と今の日本人の70歳はどっちが丈夫そうですか?

 

衛生面や医療体制のことは除いて、運動量で考えると、発展途上国や昔の日本人の方が丈夫そうだと思うのではないでしょうか。

 

自動車などの移動手段がないので、移動は基本的に徒歩。

橋や道路の整備がないので、浅い川なら川の中も歩いて渡る。

砂利や段差はあたりまえ

 

昔はジムなんて無くても、今で言うバリア(障壁)が日常に多く潜んでいるため、生活するだけで運動機能が保たれていたんですよね。

 

だからと言って、バリアフリーやユニバーサルデザインが良くないとは考えません。

 

カラダの機能が衰えた・障がいのある状態になった時には必須ですからね。

 

健康であるうちは積極的に歩くことや階段を使うことを選択すれば良いだけです。

 

日常にもっと運動機能を高めるような選択ができれば、特別な運動をしなくても筋肉量はある程度維持できます。

 

そこにジム利用で人との交流や、日常では使いにくい筋肉の運動を加えれば、もっと丈夫なカラダになりそうですよね。

 

みなさんは、どのように考えますか?

ぜひ、スタジオでお話しましょう(^O^)

 

 

部分的な筋トレや、苦手な動きの強化にはパーソナルトレーニングを受け付けています。

自分だけのオーダーメイドトレーニングをお考えの方は、ぜひお問合せください。